2022/03/06 16:54
突然ではありますがウクライナ支援のために作品を書き下ろしました。
利益は全て寄付したいと考えております。
そもそも外交問題とか世界情勢とかには本当に無頓着です。かつ、まだまだ自分のことに精一杯でボランティアとかそういった経験もありません。
ですが「書家」という非常にファジーな生業が成り立つこの社会に対しての感謝は日々感じています。
戦争なんて始まってしまえば「書家」をはじめとする芸術を生業にする仕事なんて真っ先に淘汰されてしまうだろうし、場合によっては「悪」とみなされるケースもあるだろうし、心を豊かにするよりまず命の安全、衣食住の確保が第一優先になるどであろうことは簡単に推測できます。
だからこそライフラインになんも関与しない、字だって手書きで書く機会さえ減っているこの世の中で、食べるものに困ることなく生活出来ていることはこの社会の豊かさの象徴だと日々ありがたく感じています。
だからこそそれを脅かされるであろう事態への危惧はすごくすごく大きいです。
何か出来ないか、まずは「祈る」ことでした。
昔ものすごいストレスフルな生活をしていた時
「ムカつく相手のためにこそ祈りなさい」的なことを見て半信半疑ながらも一度試したことがありました。
正直「んな訳あるかい」と思いながらも実践したらすっと心が軽くなったんですよね、本当にびっくりしちゃうくらいに!
それから祈ることのパワーを感じました。
祈る、心が軽くなる、気持ちに余裕ができる、他者に優しく出来る、というよい流れが出来るように思います。
「祈る」ことは決して神頼みではない、祈ることで行動も変わる、と信じています。そして一人ひとりの祈りは小さなものかもしれませんが大きなパワーになるとも信じています。
そのまんまですが「祈る」と書いた小さなカードサイズの作品。
ふわっと心が軽く優しくなるような作品です。
漢字で「祈る」
フレーム等はついておりませんので、お手持ちのフレームやボードに合わせてお好きにお飾りください。
こちらの作品の利益に関しては全て「国境なき医師団」に寄付したいと考えています。
ウクライナの国境付近では既に医療物資が不足しているそうです。
また今後、心のケアも必ず必要になります。
ご賛同いただけると嬉しいです。
2022.3.6 白峰