「伝統×エッジ」3代目書家の白峰(はくほう)が手掛けるアートとしての書道作品です。
「喝」、「大声で叱り飛ばすこと」だそうです。
禅宗の僧侶が用いる叱声であり、参禅者を励まし導くのに用いられる、とのこと。
以前お客様からオーダー頂いた言葉なのですが自分でも気に入って書いてみました。
オーダー頂いた時は、元々私自身が抱いていたイメージのこともあり「気合をいれる」雰囲気でひたすらに強く、どっしり書こうと考えていたのですが、たまたまタイムリーに見たドラマで「喝」という言葉が使われていました。
これを見て「あぁ、喝って根底に優しさ、相手への思いやりがないとダメなんだな」と感じました。
そこで堂々とした強さの中に、それを上回る愛情が感じられるように書いてみました。
ちょっととぼけた風なのは木簡をイメージしています。
昔の中国では紙はたいへん貴重で竹や木を短冊状にしたものに書いていました。
その際の書風です。
ちょっととぼけた雰囲気で好きな書風です。
また紙も雰囲気に合わせたいへん古いものを使っています。
(書の世界では紙は古いものの方が上等品。木材なんかと同様で何年も置くことで紙の水分がとび墨の入りはよくなります)
そのため少し紙のシミなんかもありますがその辺りも文字の持つ意味や雰囲気に合っていると思います。
こちらはお軸に合わせました。お軸とはいっても飾りやすい小さなサイズです。
濃淡あるブラウンのツートンでモダンでおしゃれな印象です。
作品は糸でとめているだけなので、気分やインテリアによって作品を変えて頂けます。
大切な誰かに背中を押してもらっているような、そんな気持ちになってもらえると嬉しいです♪
【Size】
約46×18.5cm(縦×横)
※作品はハガキサイズです
※ご注文から2日以内に発送させて頂きます。
〇作家プロフィール
https://hakuho25.thebase.in/about
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1117hakuho.incでは作品の簡易包装にご協力を頂いております。
書家として日々膨大な数の紙に練習を致します。商品はこの練習をした紙で作ったオリジナルの袋を使い簡易包装でお送りいたします。エコに貢献するため、その点も弊店のオリジナリティーとご理解頂ければ幸いです。