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「伝統×エッジ」3代目書家の白峰(はくほう)が手掛けるアートとしての書道作品です。
こちらはとある展示会に出品した作品です。
仮名で「月や出る星の光の変わるかな涼しき風の夕闇の空」と書いています。
鎌倉時代の天皇“伏見院”の和歌です。
意味としては「月が出ようとしているのだろうか。キラキラまたたいていた星の光が、少し薄らいで変わってきたようだ。涼しい夏の夜風が吹きすぎてゆく夕闇の空である。」と、夏の夕暮れ時から夜にかけての時間こ空の煌めきを読んだものです。
優雅な時の流れを感じます♪
さて、仮名作品は平仮名・漢字、そして変体仮名(万葉仮名)を使って校正します!
変体仮名とは漢字を崩したものを平仮名として読ますもの。
例えば『は』なら「者・八」などがあるのですが、ややこしいのはこれらは「は」と読む場合と「もの」や「はち」と読む場合があることです。
それも踏まえて
『つきや以つるほし農比可りの変はる我奈す、しき風のゆふ夜三の曽羅』
と書いています。
また仮名は“散らし”といって文字を散らせて書き空間を活かすのがポイントです!
こちらの作品も3つに分けて校正しています。
月・星が輝く様子を詠んだ歌なので、金箔入りの画仙紙を使いました♡
展覧会では金色の額に合わせていたのですがちょっと諸事情で額だけ入用になってしまったので作品のみの販売とさせていただきます。
職人さんにきれいに剥がしていただいているので作品自体がよれてしまったり等不具合はございませんが、裏面に貼っていた名残があります。
半切1/3というサイズでA4とA3の間くらいのサイズとなります。
額もご入用の場合はご費用も含めたうえでご相談いただけましたら幸いです!
【Size】
約35×45cm(縦×横×厚さ)
【Detail】
こちらはフレーム等がついておりません。
もし額や軸などに仕立てたいという方はご相談ください。
※ご注文から2日以内に発送させて頂きます。