「伝統×エッジ」3代目書家の白峰（はくほう）が手掛けるアートとしての書道作品です。


【只】約10×10×1.5cm（縦×横×厚さ）

お久しぶりの「画数シリーズ」を作りました。

“色んな字を書いてみる”と自分に課した「画数シリーズ」、と言うのも「好きな字」「書きやすい字」には偏りがあってこのままでは修行にならん！と画数毎に1字ずつ書いてみることにしました。

こちらは5画の「只」。

「ただの」「単なる」のような“凡庸なイメージもあるこの字。
あと無料の“タダ”を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか？

同じく「ただ」と読む「唯」が“ゆいいつ”のようなイメージであるのに比べ少し寂しい気もします。

古語では両方とも「たんだ」と読み「ひたすら」「もっぱら」という意味で使われていました。
実は同語源です！
意味合いとしてはほぼ変わらないのに、言葉の変遷は面白いものですね


常々“作品をどのように見るから見て次第”だと考えています。

今回の作品「只」を「唯」のように見ていただくのもヨシ。
「養愚」の言葉のように「凡庸であれ！」と逆説的に見ていただくのもヨシ！
だと思います。


こちらのシリーズはシンプルに黒のフレームと合わせることにしています。

太い線で画角いっぱいに配置し、インパクトのある作品に！
今にもこちらに向かってきそうな、小さいながらも迫力のある作品に仕上がっています。


20画くらいまでシリーズを続けられたらいいな、と思います！


※ご注文から2日以内に発送させて頂きます。

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